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クリーンマイルドシリコン
デメリットは？評判は？
比較して見えてきた懸念点とは..

クリーンマイルドシリコンはエスケー化研が開発したシリコン樹脂塗料です。

汚れにくく高い耐久性で人気の塗料となってますが、

「本当にこれで決めて良いのか」

不安がありますよね。

そこでこの記事ではクリーンマイルドシリコンのメリット・デメリットを解説していきます。

これからの塗料決めにお役立てください！

そして、

クリーンマイルドシリコンとは？

クリーンマイルドシリコンの特徴は超低汚染・超耐久性アクリルシリコン樹脂塗料です。

アクリルシリコン樹脂塗料とは？
アクリルシリコン樹脂塗料は、現在、個人住宅で使用される塗料の約7～8割程度のシェアを占めていると言われています。

クリーンマイルドシリコンは2005年ごろに発売され塗料です。

クリーンマイルドシリコンのメリット

• 低汚染性
  • セラミック複合技術により汚れが付着しにくく、美観を長期間維持できます。
    掃除の頻度も減りキレイを保つのが楽です。
• 耐久性
  • 耐候形1種相当の高い耐久性を持ち、建物を長期間保護する。
    これによって劣化の進行が遅くなる特徴があります。
• 防かび・防藻性
  • 特殊設計により微生物汚染を防ぎ、衛生的な環境を維持します。
    そのためコケやカビが発生しにくくメンテナンスが楽です。
• 透湿性
  • 水蒸気を通す性質があり、内部結露を防止して塗膜の膨れを抑制します。
    これによって外壁表面が膨らんだり剥がれが起こりにくくなります。
• 幅広い下地適用性
  • 弱溶剤タイプのため様々な旧塗膜や素材に密着し、多様な用途に使用できる。

クリーンマイルドシリコンのデメリット

一方でデメリットもありますので、そちらも見ていきましょう。

クリーンマイルドシリコンの主なデメリットは以下の通りです:

• 臭いがする
  • 弱溶剤系塗料のため臭気があるが、溶剤系よりは臭いが抑えられている。
• 艶なしにできない
  • 完全な艶消しがないため、マット仕上げを望む場合は不向きだが、3分艶から艶ありまで選択可能。
• シンナーを使用する
  • 希釈にシンナーが必要で環境への配慮が必要だが、密着性や耐久性が向上する。
• 水性塗料より乾燥時間が長い
  • 溶剤の蒸発に時間がかかるが、その分塗膜の形成がしっかりしている。
• ペットや小さな子供がいる家庭では注意が必要
  • 臭気や成分に敏感な場合があるが、塗装後の耐久性や防汚性は高い。

クリーンマイルドシリコンを他の塗料と比較してみましょう。

他の塗料との比較

他の人気シリコン塗料と価格比較してみましょう。

商品名	クリーンマイルドシリコン	水性セラミシリコン	ファインシリコンフレッシュ
メーカー	エスケー化研	エスケー化研	日本ペイント
耐用年数	約12~15年	12~15年	10~15年
実勢価格(/㎡)	2,200円～2,600円	2,000円～2,500円	約2,600～3,200円

あまり目立った価格差はありません。

あとは自分の好みの色や仕上がりで最終的に決めていくことになりそうです。

ラジカル塗料との比較

ここ最近、かなり人気のラジカル塗料と比較してみましょう。

ラジカル塗料は価格はシリコン塗料とさほど変わらないのに、耐用年数が長いのが特徴。

それもあって最近では塗装屋が推奨しています。

塗料	平米あたり単価（3回塗り）	耐用年数
クリーンマイルドシリコン	2,200円～2,600円	12~15年
アレスダイナミック （ラジカル塗料）	約2,600円/㎡	14~16年

このように性能ではラジカルが優位となってます。

シリコン塗料もかなりオススメですが、ラジカルも検討材料に入れても良いかもしれません。

クリーンマイルドシリコンは信用できるが..

以上のことからクリーンマイルドシリコンは信用できる塗料です。

一方で、どの外壁にも最適か？ということになると話は違います。

外壁材の種類、痛みなどから判断して他の塗料が最適解の場合もあります。

それだけに複数社の塗装店から見てもらって意見をもらうことが大事です。

外壁のセカンドオピニオンといった感じです。

当然、工事代金も業者によって変わってきますので相見積もりも含めて必須です。

そこで、ここからは失敗しないことと安くお得に工事を成功させる方法について解説していきます。