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弾性塗料の
デメリットは？
比較して見えてきた懸念点とは..

弾性塗料はゴムのように伸縮性のある特殊な塗料です。

モルタルの外壁では定番の塗料となってますが、安くない外壁塗装。

本当にこれで決めて良いのか不安がありますよね。

そこでこの記事では弾性塗料のデメリットを解説していきます。

これからの塗料決めにお役立てください！

そして、

弾性塗料とは？

弾性塗料とは？
ゴムのように伸び縮みする性質があり建物の微振動や外部からの衝撃を吸収して、ひび割れを防ぐ効果があります

耐用年数が8~12年が目安となっています。

代表的な弾性塗料として以下の３つがあります。

この３つは弾性塗料の中でも人気を集めてるものです。

弾性塗料のメリット

弾性塗料の代表的なメリットは以下になります。

• ひび割れに強い
  • 塗膜が伸び縮みする性質がある
  • したがって外壁の見た目が長く美しく保たれる
• 高い防水性
  • 外壁にしっかり密着し、厚く塗れる
  • だから雨水の侵入を防ぎ、家の寿命を延ばせる
• モルタル外壁の保護に最適
  • モルタルの特性（割れやすさ、吸水性）に対応
  • モルタル外壁の維持費を抑えられる
• 雨樋や木部にも使える
  • 様々な素材に適応する
  • 家全体を統一した塗料で保護できる

ヒビが入りやすいモルタルの外壁であれば弾性塗料は間違いなくオススメです！

弾性塗料のデメリット

一方でデメリットもありますので、そちらも見ていきましょう。

• 施工が難しい
  • 塗る厚さや乾燥時間の管理が重要
  • 適切な技術がないと、塗膜の膨らみや剥がれの原因になる
• コストが高くなりやすい
  • 厚く塗る必要があり、使用する塗料の量が多い
  • 耐用年数が短いため、長期的に見ると塗り替え回数が増える
• 窯業系サイディングには不向き
  • サイディングが熱を蓄えやすく、塗膜が膨らむ原因になる
  • 見た目が悪くなるだけでなく、防水機能も損なわれる可能性がある

他の外壁塗料との比較

最近、人気塗料のラジカル塗料と比較してみましょう。

シリコン系塗料との比較

ラジカル塗料は現在、主流となっている耐久性の高い2液型シリコン塗料と性能は同程度とされています。

塗料	平米あたり単価（3回塗り）	耐用年数
シリコン塗料	2,700~3,500円/㎡	10~15年
ラジカル塗料	2,900~3,500円/㎡	12~15年
弾性塗料 （EC-5000PCM-IR）	2,900~円/㎡	15年

他の塗料と比較してもさほど差はありません。

一般的な大きさの30坪の場合、弾性塗料だと80〜120万円が相場です。

弾性塗料は信用できるが..

以上のことから弾性塗料は信用できる塗料です。

一方で、「どの外壁にも最適か？」ということになると話は違います。

外壁材の種類、痛みなどから判断して他の塗料が最適解の場合もあります。

それだけに複数社の塗装店から見てもらって意見をもらうことが大事です。

外壁のセカンドオピニオンといった感じです。

当然、工事代金も業者によって変わってきますので相見積もりも含めて必須です。

そこで、ここからは失敗しないことと安くお得に工事を成功させる方法について解説していきます。