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外壁塗装はまだするな
塗り替え必要なタイミング

この記事では外壁塗装のタイミングを徹底解説します。

業者の言いなりで焦って塗装をするとムダな工事をしてしまい大損してしまうケースもあります。

適切な塗装のタイミングを知っておきましょう！

そして、外壁塗装では助成金がでる可能性があります。

外壁塗装の年数によるタイミング

一般的に
築10年前後が外壁塗装の目安
とされています。

しかし、なぜ10年なのでしょう？

それは塗料の耐用年数からきています。

もっともよく使われていたシリコン塗料の寿命が約10年とされていたからです。

塗料の種類	耐用年数
アクリル塗料	5年～7年
ウレタン塗料	8年～10年
シリコン塗料	10年～15年
ラジカル塗料	12年～16年
遮熱・断熱塗料	10年～20年
フッ素塗料	15年～20年

でも寿命と言っても家が壊れてるわけでもない・・

そこで寿命の症状をご紹介していきます。

この症状こそが外壁塗装のタイミングでもあるんです。

外壁塗装すべき症状5選

1:チョーキング(白い粉が付着)

チョーキングは画像のように外壁に触ると粉のような物が付着する症状です。

これは太陽光など経年のダメージで塗料が劣化してる証拠です。

塗料は外壁を保護する役目なのですが、この機能が働いてない状態です。

だから雨水の侵入を許してしまい外壁ボードやその下地まで徐々に浸水して劣化させてしまいます。

チョーキング放置は外壁・下地をボロボロにする

2:ひび割れ

ヒビは地震や振動など様々な要因で起こり得ます。

ヒビが0.3mm以上の場合は危険信号。

雨水の侵入する可能性が高くなりますので補修や塗装による保護が必要になってきます。

症状によっては張り替えなどの工事になる可能性もあります。

0.3mm以内のヒビは様子見
0.3mm以上は雨水侵入の可能性が高くなる

3:塗膜のふくれやはがれ

剥がれ、膨らみも塗り替えのタイミングです。

一箇所で剥がれがあると全体的に劣化しているサインでもあります。

放置した場合は雨水の侵入が起こりいずれ下地を腐らせたり、室内への雨漏りに至るケースもあります。

雨水侵入で下地の劣化、雨漏りに発展

4:シーリングの劣化

シーリングとは外壁のボード間にあるシリコンです。

柔らかいのが特徴ですが経年経過で固くなっていきひび割れや肉痩せといった症状が起こります。

シーリングの役目は雨水の侵入を防ぐことですから、この機能が果たせてない状態です。

シーリング（コーキング）の寿命は約10年
劣化は雨水侵入の原因になる

5:外壁の破損

ここまで来ると外壁塗装だけでは対処できない場合があります。

張り替えなどの工事が必要になってきます。

放置すれば当然雨漏りなどの症状が起こってきます。

早めに業者への相談をした方が将来的な費用は安くなるはずです。